エビや魚のための基本の水合わせ【点滴法】

生体



ワタクシ水槽です。

基本の水合わせのやり方を書きます。


今回は、購入したヤマトヌマエビの水合わせをします〜

※スタンダードなやり方なので、
他のエビやお魚なども、同じやり方でOKです。

エビや魚の水合わせに必要な道具



必要な道具はこの5つです。

・エアチューブ(シリコンチューブ)
・一方コック
・キスゴム
・容器(バケツ)
・網(2つあると便利)

※アクアショップやホームセンターでゲットできます。
そんなに高くないですし、必需品なので、

持っていない方はぜひ揃えておきましょう!



↑一方コックです。


↑キスゴムです。


↑エアチューブに、一方コック、キスゴムを
こんな風につないでおきます。

↑便利なキットもありますね。

↑容器です。水が溜められたらなんでもOKです。
洗剤や薬品が付着していないものにしてください。
(エビやお魚にとって、危険だからです。)


↑網です。(2つあると便利です)

↑この網はしなり具合が好きなので、ずっと使ってます。

水温を合わせる


ヤマトヌマエビが入ったビニール袋を
水槽に浸けて、水槽の水温と合わせます。
15分〜30分くらいでOKです。

なぜ水温を合わせるかというと、
お魚やエビは水温の急な変化で
体調をくずしやすくなるからです。

少しでも負担を減らすため、
水温合わせはやった方が良いです。

水合わせの基本、点滴法


↓エアチューブを下の画像のようにセットします。




ビニール袋の中の水ごと、
エビを容器に入れます。

↑(なんか葉っぱが入ってますが、ショップの人がエビと一緒に入れてくれたものです)

エアチューブに、呼び水というのをします。

呼び水のやり方

1.チューブのエビ側を口にくわえて、
水が流れるようになるまで吸います。

2.水が口に入ってしまう前に吸うのをやめ、
すばやくエビの容器に持っていきます。

3.吸った勢いで、水がチューブの中を流れ出します。
(サイフォンの原理って言います)

口にくわえるとか、ちょっとめんどくさいですね^^;


もっと簡単なやり方があります。

水槽のフィルターの出水パイプに、
シリコンチューブの入り口を近づけます。

すると
一瞬でチューブの中に水が流れてくれます。

↓こんな感じ。

【口で吸わない呼び水】出水パイプに近づけるだけでOKです

出水パイプの水の勢いがある方が上手くいきます。


呼び水ができたら、
一方コックのレバーで水量を調整します。


↓水滴が落ちる速さはこのぐらいがいいです。

【水合わせの水滴の速さ】だいたい目安です

1秒間に5滴ぐらいです。
(だいたいでOKです!)


このまま
30分〜1時間くらい点滴を続けます。

いつも1時間くらいですが、

冬場は30分くらいにしてます。
あんまり長くやると水温が下がりすぎてしまうからです。
(ヒーターを入れられたら1時間やってもOKです)


水が増えてきたら
容器に溜まった水を
半分とか3分の1くらい捨てます。
その方が水合わせの効率が上がるからです。


くわえて、
エアレーションもやると、
超ていねいな水合わせとなります。

生き物の数が多いとか、ちょっと弱ってそうって時は
やった方がいいです。



30分〜1時間ほど点滴を続けたら、
水合わせ完了です。


エビ(お魚)を網で優しくすくって
水槽に入れます。

網が2つあると、捕まえやすいです。

たまにですが、
水の中にプラナリアや貝など
水槽の中で増えるとやっかいな生物が
混じっていたりすることがあります。


ビニールの中の水はなるべく水槽に入れないよう、
網ですくって生き物だけ移動するのが
ベターです。



↓水合わせ直後のヤマトヌマエビです。

水合わせ直後は、
こんな感じで白っぽくなってしまいます。

お魚も同様に
水合わせ後は、色が抜けて白っぽくなっちゃいます。

でもだいたいは、そんなに心配することはなく
よほど弱っていなければ、
徐々に本来の色に戻っていきます。


私は、水合わせ後の1週間くらい
水槽をガラス蓋やラップでフタをしています。

新しい環境に慣れないうちは、
水槽の外へ飛び出してしまうことがあります。
飛び出し事故の防止対策です。

水槽の水位を下げるのもよいと思います。
飛び出しにくくなります。


以上です〜
基本的な水合わせのやり方でした^^

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